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産学官民連携

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ドローンの活用を通じて
地域社会の課題解決や人材育成に貢献。

農業、インフラ点検、物資運搬、測量、災害対応など、ドローンの産業利用ニーズは年々高まっています。当社は、作業の効率化や作業者の安全確保、高精度なデータ収集といったさまざまなメリットをもたらすドローン技術を通じて、地域社会に貢献します。

技術活用による地域課題の解決

ピンポイント散布

行政や教育機関などと連携し、牧草地における「ピンポイント草地更新」の実証を行っています。実証実験では、圃場の衛星画像を解析して防除対象となる雑草の位置を特定し、無人航空機による除草剤の散布技術を検証しています。雑草が枯れたスポットには牧草の種子と肥料を撒き、草地の更新を行います。

自動飛行型の産業用無人ヘリコプターを活用する当社では、除草剤や種子などを散布するために必要な飛行ルートや散布ポイント、投下量の設定に加え、圃場での散布作業も担っています。 こうした技術を通じて、高齢化や人手不足が進む農業現場の省力化・効率化に貢献していきます。

治山事業への参画・
ドローンを用いた物資運搬

北海道胆振東部地震で大規模な土砂崩れが発生した斜面の緑化を促進するため、厚真町や安平町で進められている治山事業に参画しています。当社は、産業用無人ヘリコプターを使い、牧草の種子や肥料などを山肌に散布する作業を担当しています。
散布現場付近まで車両を乗り入れられない場合には、使用する種子や肥料をドローンで運搬して作業を行います。自治体からは「斜面の緑化を効率的に進めることができる」と高い評価をいただいています。

自治体との連携

防災や教育、農業、観光など多分野での連携を目的に、北広島市や木古内町と協定を締結しています。災害時のドローン活用、地域イベントへの参画、学校教育の支援活動など、テクノロジーを活用した協働を通じて、地域が抱える課題の解決策を共に模索していきます。

人材育成の取り組み

教育機関での講義

地域産業の未来を担う人材を育成することを目指し、ドローンを活用した出前授業を実施しています。これまで、北海道ハイテクノロジー専門学校、学校法人八紘学園 北海道農業専門学校、北海道倶知安農業高等学校、北海道福島商業高等学校などで、最新ドローンの実演や講義を行ってきました。北海道福島商業高等学校では、ドローン操縦資格を取得できる「出張ドローンスクール」も開講しています。

校外学習の受け入れ

当社が事業本部を置く「TECHNOLOGY FARM西の里」では、農業関係者だけでなく、さまざまな方の企業見学を受け入れています。過去には、北広島市や夕張市の小中学生を受け入れました。ドローンの操縦体験やデモフライトなどを通じて、農業やドローンを身近に感じていただく取り組みを行っています。

スカイテックドローンスクール
「酪農大コース」の運営

当社が運営するスカイテックドローンスクールでは、産学連携による教習コース「酪農大コース」を設置しています。ドローン画像や衛星画像の解析で先進的な研究を行っている酪農学園大学と連携し、ドローンを用いて持続可能な農業の実現に貢献する人材の育成を行っています。

ドローン操縦体験を通じた関連人口の創出

年齢や性別、国籍を問わず楽しむことができるドローンサッカー®を活用し、ドローン体験会を開催しています。これまで、「TECHNOLOGY FARM 西の里」を訪れた農業関係者や、北広島市の友好都市・サスカツーン市(カナダ)の高校生訪問団など、さまざまな方に体験していただきました。
体験会を通して多くの方にドローンに興味を持っていただけるよう、今後も地域のイベントにおける体験ブースの出展や、全道各地で出張体験会も行っていきます。