北日本スカイテックは北海道胆振東部地震によって発生した大規模な土砂崩れの治山工事において、産業用無人ヘリコプターを活用した種子等の空中散布を行っています。

当社が治山工事へ技術提供を行うのは昨年に続いて2年目です。産業用無人ヘリコプターによる散布は、森林の機能が失われてしまった斜面の治山工事を効率よく進めることに貢献しています。
本年は、6月27日（月）と28日（火）の2日間で、1回目の作業を終えました。

勾配のきつい急斜面に対して機体の高度を一定に維持しながら、均一に種子等を散布するには技術が必要です。北日本スカイテックの経験豊富なオペレーターとナビゲーターが、安全を考慮しながら丁寧に作業を進め、牧草の種子・藻・肥料計800kgほどを無事撒ききることができました。
このまま順調に生育することを切に願っています。

農業分野での無人航空機事業が基幹事業である北日本スカイテックですが、長年培ってきた技術と経験を活かして、継続している治山工事への技術提供のように、農業外の様々な場面においてもドローンを通じて社会貢献を目指してまいります。

▼ 昨年行ったの散布作業の様子はこちらからご覧頂けます