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23.11.3

会社情報

牧草地におけるピンポイント播種の実証実験

グループ会社のサングリン太陽園は、令和5年度の宇宙産業技術情報基盤整備研究開発事業に国際航業株式会社と共同で事業申請を行い、採択を受けました。本事業において両社は、飼料の安定生産に向けた人工衛星画像の実用性評価に取り組んでいます。

取り組みの1つとして実施されているのが、牧草地のピンポイント草地更新です。10月上旬には千歳市内の牧草地で自動航行型の産業用無人ヘリコプターによる除草剤のピンポイント散布が行われました。
紹介記事はこちら >>> ピンポイント除草剤散布の実証実験

 

除草剤の散布に続き、10月31日(火)には、除草剤を散布したスポットに対する牧草の播種と施肥を実施しました。

ピンポイント播種と施肥は、除草剤の散布時と同様に自動航行の無人ヘリコプターを用いて実施しています。北日本スカイテックは、無人ヘリコプターが自動航行するために必要な飛行ルートの設定や、散布作業全般に対する技術提供で本事業に参画しています。
今回は、反あたり40kgの肥料と2kgの牧草の種子を狙ったスポットへ散布しました。


モニターに表示された飛行ルートと機体の動きを確認しながらの作業です

 


● 種子と肥料は人手によって撹拌し、散布装置へ充填します

 

近い将来の実用化を目指し、サングリングループは今後も実証実験を続けます。